木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『デモクラシーのいろは』

森絵都 角川書店  ★★★★☆

巻末に参考にした本が書かれており、デモクラシーを理解するうえで役に立つだろうと思って読み始めた。私の勘違いで、デモクラシーを理解するうえで役立つ本ではなかった。

あくまで小説なのだから、小説として読もうと思い、そうしたら楽しく読めるようになった。とくに後半の展開はよかった。

『滅びの前のシャングリラ』

凪良ゆう 講談社文庫 ★★★★☆

1か月後に小惑星が地球に激突する。人類は滅亡する、というのに、幸せを実感する小説。終わりが近づくながで、世界なんか終わってしまえと思っていたはずなのに、希望が紡がれるのが不思議。案外そういうものかも知れないと思ってしまう。

『みぞれ』

重松清 角川文庫 ★★★★☆

文庫のタイトルは「100分間で楽しめる名作小説」とある。

比較的薄い文庫である。

この本も重松の好短編3作をまとめたもの。確かにこうしたニーズはあるだろう。

こうした企画で、重松を読むことができるのもありがたい。

『きみと暮らせば』

八木沢里志 徳間文庫 ★★★★☆

血のつながっていない兄と妹が暮らす日常。

人間のような名前を付けた猫。

心優しい出来事。

ヒーリング小説として海外でも話題になっているという。

が、今一つ。