梶村啓二 日本経済新聞出版社 『野いばら』がよかった。で、次に書かれた『使者と果実』を読んだ。よいできの小説を読んだという実感がこみあげている。 満州でスタートして、ドイツに行き、ブエノスアイレスに。それが出会ったおじいさんの語りとなって小説…
梶村啓二 講談社 『野いばら』の読後感がよかったので、同じ作家の『惑星の岸辺』を読んでみた。この作家ならではの文章が素晴らしい。 しかしSF仕立てのようなストーリーが邪魔をして、『野いばら』のように気持ちが引き込まれていくことはなかった。 約60…
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