木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『ひとりの双子』

ブリット・ベネット 早川書房 人種を扱った小説。性的マイノリティについても。 アメリカでは170万部も売れたというから、このテーマの関心の大きさが伺える。 双子のその後、そしてその問題にそれぞれの子どもが関わる。

『ザリガニの鳴くところ』

ディーリア・オーエンズ 早川書房 森で一人生きる女性の物語。 思わずのめり込まされるストーリーも素晴らしいが、湿地の自然描写も素晴らしい。 読んだ自分よりも読んでしまった本書に感謝。

『海を見た日』

M・G・ヘネシー すずき出版 アメリカ・ロサンゼルスの里親家庭。里親は何もしないで、子どもたち4人が暮らしている。ある時、その子どもたちの一人の母親を訪ねる冒険が始まる。計画を立てて出かけたのは2人だったが、4人の冒険の旅が始まる。 その冒険を通…