木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『一瞬の光』

白石一文 角川文庫

デビュー作だということだが、なかなか完成度は高い。

人事課長をしていて面接で落とした短大生と飲み屋で会うことになる。そこから始まる長い話。女性との付き合い、ビジネス上の課題がさまざまに絡み合い、ストーリーはなかなか読めない。ハラハラドキドキ。最後になってしっかり感動がある。