木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

2021-11-24から1日間の記事一覧

『海が見える家 逆風』

はらだみずき 小学館文庫 「海が見える」の3冊目。舞台が南房総で、千葉に住んでいる私としては思わず読んでしまう。 3冊目では、一昨年の台風の被害が書かれている。当時私も行ったが、ブルーシートのかかった家が多かった。イノシシなどが人家の近くまでや…

『葉桜の季節に君を想うということ』

歌野晶午 文春文庫 ミステリー小説。面白く読めるが、終盤でものごとが一気に解決していくミステリー特有の終わり方がどうも気に食わない。