木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『ナーダという名の少女』

角野栄子 角川書店

ブラジルが舞台。日本人男性の父をもつ少女が主人公。15歳。

ナーダは幽霊。角野さんは幽霊を話題にするのが好きみたい。主人公、年齢的に興味をもつ時代なのかも知れない。なんと主人公の少女とナーダは双子。種明かしになってしまうが、少し不思議な味の小説。