2021-05-05 『ラスト ラン』 角野栄子、角川書店 『魔女の宅急便』の著者が書いた、自伝的小説と言える。 74歳のイコさんはバイクツーリングにでかける。目的地は5歳で死別した母の生家。手掛かりは、母が12歳のときの写真。たどり着いたその家には不思議な少女が住んでいた。少女は幽霊の母。幽霊と言ってもそれらしくない明るい前向きな幽霊。 子どもの母親との交流。