木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『時のかさなり』

ナンシー・ヒューストン 横川晶子訳 新潮社

ナチス統制下のドイツから、カナダ、イスラエルアメリカへの4代にわたる物語。いずれも6歳の子どもの視点で書かれている。書かれ方はアメリカ、イスラエル、カナダ、ドイツへの時間の流れは逆。

ナチス統制下のドイツは子どもの数が少なくなり、近隣の国からさらってきて国民に養育をしてもらっていたという。