2022-05-28 『かか』 宇佐見りん 河出文庫 語り手の女の子は19歳。弟への語りではあるが母の使っていた幼児語で話す。 母と一体になった感情が文体にマッチしている。 『推し、燃ゆ』が売れているが、『かか』は宇佐見りんの処女作だという。