木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『パイロットの妻』

アニータ・シューリーヴ 新潮社

深夜に男が訪ねてくる。夫の死が伝えられる。大きな衝撃を受ける。

そうして小説がはじまるが、ストーリーを話すことは難しい。墜落の原因が、機長が飛行機を爆破させたという報道。しかし妻はその報道が信じられない。

けっこう緊迫した内容の本だった。