木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『春の窓 安房直子ファンタジー』

安房直子 講談社文庫

安房さんの書いたものを初めて読んだが、多くのファンタジーを書いている。

この本にも「春の窓」など12編が納められている。なんと言うことはない、こまごまのファンタジーである。動物なども登場するが人の言葉を話す。

こういう書き方でいいんだ、と勇気がもらえたような本だった。