桐野夏生の近刊。岩波書店 桐野夏生は一時期読みふけったことがあるが、久しぶりに読んだ。 戯画化された物語ではあるがこわいし、現実にないかと言えばこの日常にひたひたと押し寄せている感じもする。 安倍前首相のしらを切る発言だったり、用語の使い方だ…
上間陽子さんの初エッセー集。筑摩書房 上間さんと言えば『裸足で逃げる』が話題になった。子育てをする少女たちを取材。厳しい現実が浮き彫りになった。 『海をあげる』は徹底した取材、というのではなく、日常から見えてくるものを救い上げる。沖縄の暮ら…
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