木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『植物はなぜ動かないのか』

稲垣栄洋著、ちくまプリマー新書

タイトルにあまり魅力を感じなかったが、古生代からの進化を見ていくうち、恐竜や昆虫、哺乳類などとどう付き合ってきたのか、裸子植物被子植物の戦略の違いなど、目を開かされる思いだった。子どもの頃読んでいたら、と感じる。ただ、後半というか最後の方はいまいちだった。