木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『颶風の王』

河﨑秋子 角川文庫

この作で三浦綾子文学賞を受賞している。

馬と女性をめぐる明治から現代までの物語。

捨造が東北から北海道に移民することで始まるわけだから、女性というよりも家族の物語といえる。