2023-08-05 『黛家の兄弟』 砂原浩太郎 講談社 『高瀬庄左衛門尾御留書』がよかったので、その神山藩シリーズの2冊目を読んでみた。黛家の3兄弟の話だが、長期にわたる藩の内情も含めたストーリー。 大きく2部から構成されている。後半ぎりぎりになってから解決の糸口が明かされて、なんだか推理小説を読んでいるような気持ちになる。前作以上を期待したが、それは難しそうだった。