木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『しろがねの葉』

千早茜 新潮社

従来と小説のトーンが異なりびっくり。戦国末期の石見銀山が舞台。少女が銀山で働きながら生活の場としていく。欲望と死の影響を受けて生き抜いていく。ずっと候補だったが、この作品で直木賞受賞。