木ノ内博道の雑読ノート

読んだ本の備忘録です。

『天の夜曲――流転の海 第4部』

宮本輝 新潮文庫

第4部、主人公の熊吾一家は富山に移動。しかし熊吾は、富山に妻と息子を置いて大阪で事業を始める。が、信頼した部下に有り金を盗まれてほぼ文無しに。

妻と息子が大阪に戻ってきて終わるが、金がない。5部以降、どうなるのだろうか。